Hory塾長の錬金塾

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蓄財の方法は慶応時代から不変(蓄財の神様の訓え)

蓄財の神様・本多静六

本多静六という方をご存知だろうか。一代にして巨万の富を築き、『蓄財の神様』とも呼ばれた御方である。

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本多静六 - Wikipedia

 

本多さんは慶応2年生まれの林学博士。若い頃は『4分の1天引き貯金法』を実践し、財を成すための準備として、毎日切り詰めた生活を送られていたとのこと。

「貯金の力は絶対偉大である。」

ともおっしゃっている。

こうしてコツコツと貯めた貯金を元手に有望株や土地への投資を積極的に行い、一代にして巨万の富を築いたのである。

 

本多静六の語る蓄財の方法

そんな本多さんの著書の一つに、『私の財産告白』がある。

私の財産告白

この本の中で、本多さんは「お金の殖やし方」について、次のように述べている。

資金資金を引き出せ

(お金を殖やすにはどうすればいいのかと聞きに来た青年に対する回答。銀行預金で増えたお金を引き出して再投資するのではなくて、)
預金増加の信用を利用して、別に新たに銀行から貸し出しを受けるようにと勧めた。安い利息で自分の金を遊ばせておいて、銀行から年8分なり1割の金を借りては、損ではないかというが、自分の金には限度があるけれども、銀行の金にはそれ以上のものが求められる。銀行に年1割の利息を払っても、一方、4割8分の投資を続ければ差し引き、3割8分の利益が得られる。そこで、ここに最も大切なのは投資先の監視と指導ということになるが、それさえうまくいけば、あとはもう雪だるまの逆落としのようなものである。本多静六著  私の財産告白)

 

つまり、利息を払ってでも銀行から大きなお金を借りて、支払い利息以上の利益が見込める投資先に投資すべし、とおっしゃっているわけだ。

 

本多流『蓄財の方法』を現代に当てはめると

さて、慶応2年生まれの本多さんが説かれている『蓄財の方法』であるが、これは現代においてもそのまま当てはめることができる。

 

例えば、この塾では具体的な投資案件として、不動産投資やフランチャイズビジネス投資を紹介しているが、いずれも銀行から融資を引いて始めることが可能である。

そして、いずれも返済金利以上の利回りが期待できる。

 

つまり、不動産投資やフランチャイズビジネス投資を行うことは、本多さんの説いている『蓄財の方法』を現代において忠実に実践していることに他ならないのである。

 

お金を殖やすために大切なこと

さて、本多さんの言われていることの中でも特に重要なのは、『預金増加の信用を利用して』という点だと考えている。

 

銀行の融資とは信用創造なので、信用さえあれば、銀行はお金を融資してくれる。本田技研工業の創業者である本田宗一郎さんも、

『 金がほしければ信用を先に取ることのほうが本当だと思う。』

とおっしゃっている。


銀行に対して

  • 預金をコツコツ続ける
  • 少額でも借り入れをして、しっかりと返済実績を作る

ことで、預金残高はもちろん、信用残高も積み上げていくことが、蓄財への第一歩といえるのだ。

 

まとめ

本多さんは慶応2年生まれであった。一方、あなたは平成に生きる現代人。もしかしたら平成生まれかもしれない。

 

でも、お金を殖やすためにやるべきことは、慶応生まれの人も平成生まれの人も一緒。

 

それだけ、時代を超えて普遍的な『蓄財の方法』だということだ。

一緒に、現代版「本多静六」を目指そうではないか。

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