私が不動産投資を始めた理由「ジャブジャブに借金がしたい」
蓄財のセオリーをもう一度
『1.彼を知る』のセクションでは、銀行融資の仕組みや、世の中全体のお金の流れを解説させていただいた。
重要なことは2つ。
- 銀行からお金を借りること(信用創造すること)は良いこと。借りれる人はどんどん借りるべき。
- 銀行融資によって得たお金を、その返済金利以上の投資or事業案件に投入することでサヤを抜く人が、巨万の富をつかむ。
下記の記事でも書いた通り、もし自分が財を築きたいと考えるなら、それが可能なポジションに移ることが必要となる。
kasousekai-seishinsekai.hatenablog.jp
つまり、そのポジションとは、
銀行から融資を受けて、返済金利以上の利回りが見込める事業や投資案件にお金を突っ込めるポジション
である。
ポジションというのは、金持ち父さんのいうところの「クワドラント」に相当するだろう。
さて、ここで問題になるのは、
どうやって銀行から融資を引き出す(信用創造してもらうか)
ということである。
いかにして「いいポジション」を確保するか
近くの銀行に駆け込んで、「お金貸してください」といったところで、門前払いを喰らうだけである。
銀行といえでも営利企業。融資元本の回収が確実にできる案件に対してのみ信用創造してくれる。
では、銀行が貸しやすい事業案件とは何か・・・
それが『不動産』である。
不動産は、銀行融資の際の「担保」としてみてくれる。
銀行からすると、最悪元本を回収できなくなれば、担保としている不動産を取り上げれば済むだけのことである。なので、不動産を担保とした融資を引き出すことは、比較的容易である。
しかも、不動産なので、大きい額の融資を受けることも可能である。
私が不動産投資に目をつけたのは、ここである。
つまり、毎月の家賃収入からキャッシュフローを得ることももちろん良いのだが、それ以上に、大きな額の融資を引いて、その返済を毎月確実に行ったという返済実績を積み重ね、銀行に対する信頼度パラメーターを高めることの方が、長期的に見ると非常に重要な事であると私は考えている。
いかにジャブジャブに借金して、返済実績を確実に積み重ねていくか。
そのための手段の一つとして、不動産投資を選択したというだけのことである。
銀行様と仲良くなること。
これこそが、この金融資本主義の戦国時代を生き抜く最重要課題であるのだ。