Hory塾長の錬金塾

~仮想世界で稼ぎ、精神世界に生きる~ この現実世界を幸せに生きる秘訣。それは仮想世界(金融とIT)と精神世界を理解すること。

サラリーマンは運用・投資対象でしかない!?

世の中のお金の流れをおさらい

世の中の企業は、銀行から融資を受けたり(間接金融)、株式市場を通して投資家から資金を調達し(直接金融)、そのお金を殖やすことを目的としている。いわゆる「営利企業」というやつだ。

 

いったん、銀行融資(間接金融)に絞って考えると、社会全体におけるお金の流れ、ライフサイクルはこんな感じである。

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  1. 銀行が企業や個人に対して融資(信用創造)することで、世の中にお金が生み出される。
  2. 融資を受けた企業や個人は、借入金利以上のリターンの見込める事業や投資に、融資(信用創造)してもらったお金をつっこみ、運用する。
  3. その結果得られた利益から、元本+利息分を銀行に返済する。
  4. 返済されることで、世の中からお金が消滅する。

 

銀行から融資を受ける企業や個人の利益の源泉は、融資を受けた際の返済利息と、お金を投入した事業や投資から得られる利回りのサヤである。アービトラージともいえる。

 

 

富を築くために立つべきポジションはどこか?

さて、上の絵の中で、一般サラリーマンはどこに位置づけられるであろうか?

 

 

サラリーマンは、銀行から融資を受けたビジネスオーナーがお金を運用・投資する対象として位置づけられるのである。

 

例えば、月給30万円もらっているサラリーマンは、ビジネスオーナー視点から見ると、月に30万円を支払ったとしても、そのサラリーマンの仕事の成果は30万円以上ある(おそらく90万円相当)から、30万円を黙々と払っている、という状態なのである。

 

ビジネスオーナー目線でサラリーマンに対する「投資利回り」を考えるならば、できるだけ優秀な(高いアウトプットを出す)社員を、できるだけ安く雇いたい。

(まぁ、当たり前のことではあるが。)

 

こんな上から抑え込まれているポジション(投資対象)に甘んじているようでは、富を築くことなど、到底不可能である。

 

 

大きな富を築くには、自ら銀行融資を受け、借りたお金を事業や投資で増やすポジション(上の絵の中の右上の人のポジション)に立たねばならない。

 

 

社会全体のお金の流れを俯瞰して見てみないと、こういうことは見えてこない。

 

 

 

いかにサラリーマンというポジションが、世の中のお金の流れの中では非常に不利なところにあるか、お分かりいただけるだろうか。

 

サラリーマンをやっていても、

  • お金が貯まらない
  • 生活が良くならない
  • 給料が上がると仕事も大変になり、心にゆとりがない

といったことがあるかもしれない。

 

でも、そんなことは、当然である。

仕事を変えるのではなく、ポジショニングを変える必要がある。

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